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コラム 第1回

第1回 住宅ローン減税について

住宅ローン減税とは

住宅ローン残高1%を10年にわたって所得税から控除できる住宅ローン減税が今年末入居分までが期限である。 来年入居では控除額が少なくなり、再来年入居からは減税がなくなる。

制度

銀行や住宅金融公庫などから借り入れるローンを組んで住宅を購入した場合、年末のローン残高(上限5000万円)の1%を所得税から控除する仕組み。 2003年末までに入居する場合は、税額控除を10年間受けられる。 (例えば、新築住宅を購入し、3000万円のローンを組んで今年末までに入居し、まだ全く返済していない場合、1年目の控除額は30万円になる。控除額はローン残高が減るにつれて年々減る。)

年間の控除額より本来の所得税額が多い場合には控除額がそのまま減税額となる。逆の場合には所得税がかからなくなる。(例えば年収700万円のサラリーマン(専業主婦の妻と2人の子供)なら本来の所得税額は約28万円で、年末残高が3000万円なら減税により所得税がゼロになる。)

2004年に入居する場合、控除期間が6年になり、控除対象となるローン残高の上限も低くなる。控除額は最高で年末残高が3000万円以上の場合年25万円、6年間の総額は150万円となる。2005年以降の場合、減税自体がなくなる。

条件

住宅ローン減税の控除の対象となる借入金は住宅の取得や増改築、住宅とともに取得する土地などの購入によるもので、10年以上分割返済する場合に摘要される。また、家屋の総床面積が50平方メートル以上であることなどの要件もある。(その他の要件あり)

掲載日 2003年11月17日

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